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経理部転職課の転職サポート&マニュアル

経理のプロに聞きました!

税理士のF先生に伺いました!

税理士資格を目指した大きな理由、又きっかけは何ですか?

勤務先が変わっても通用するスキルを身につけ、長く働ける資格として税理士を選びました。

資格の勉強を始めてから合格まではどのくらいの年月でしたか?

税法を国税3法(所得・法人・相続)で受験したこともあり、6年もかかりました。

合格までで一番辛かったことは何ですか?

1科目しか受験しなかったのに不合格だったとき。

スランプ時の克服方法はありましたか?

勉強時間を確保し(増やし)、計算は数をこなす、理論はひたすら暗記に充てる。

税理士になって良かったと思ったことは何ですか?

お客様に感謝されたこと。

これから税理士を目指す方にアドバイスをお願いします!

税理士試験合格はあくまでスタートラインですので、その先を見据えて日々の勉強・仕事に取り組まれると良いと思います。

税理士から見た経理実務のプロフェッショナルとは?

目前の仕事が他の仕事にどうのようにつながるかを常に考え、全体を把握しながら進められること。

相続のお仕事についてお伺いします。

(私自身は直接お客様と接する機会が少ない仕事をしているため、以下の回答は参考程度にして下さいますようお願いします)

一番苦労されたことは何でしょうか?

税法などを全く知らない方に、専門用語などは使わずに平易に説明すること

楽しかったこと・やり甲斐を感じたことは何でしょうか?

やはりお客様に喜んでいただけること

相続の仕事で気をつけていることは何でしょうか?

相続人の気持ち・感情に配慮しながら仕事を進めること。


税理士のG先生に伺いました!

税理士資格を目指した大きな理由、又きっかけは何ですか?

大学卒業後、郷里の地元企業「百貨店」に縁故で就職し、経理部電算室に配属、当初経理には間接的に漠然と携わっていました。

大父を事故で亡くし、第一転機が訪れる。叔父である常務取締役経理担当から、「経理は羅針盤、会社の意思決定機関(経営者)を動かす(通夜の席で)」と言われて日商簿記1級に挑戦・取得し、転職を決意しました。
会計事務所に転職し、税理士を目指しました。 日商簿記1級の合格の勢いか、翌年2科目合格するが、その後2年連続して受験を失敗しました。当時、約35社の顧問先(中小零細)を担当していたが、これ以上、地方では実務のスキルはあがらないと自問自答。上京を決意しました。出来上がった決算書で税務申告書の作成では本当の実務を知らない、これでいいのか。(しかし、本当の理由は税法受験失敗だったのかも知れません。)

事業会社に転職し、第二転機が訪れる。管理部に配属され、経理・総務・経営企画の実務を担当し、職位は管理部の実務を統括(担当→主任→係長→課長→次長)する立場に至っていました。企業戦士として猛烈に業務に従事し、最も充実していた期間(この間、税理士を目指すは程遠いところに)バブルが弾けて、デフレスパイラルを目の当たりにし、転職を決意しました。年々業績悪化で企業体力がもたない、会社が危ない、経理統括の立場上、手に取るように実態がわかりました。(水面下で税理士受験を再開、転職を決意したときは4科目合格していた。)会社の生命力はたいしたもの、企業存亡のための3社合併(合併後、3社の中で最も若い私は、経理統括をはずされる)手続き完了後、会計事務所に復職するため退職しました。

会計事務所(東京)に復職し、第三転機が訪れる。中堅の会計事務所(社員約50名)で、スタッフは殆どが税理士有資格者(約30名で私より随分若い)是が非でも税理士資格を取得しないと、スタートラインに立てないと確信しました。(地方の会計事務所ではあり得ない)

資格の勉強を始めてから合格まではどのくらいの年月でしたか?

税理士/会計士の登竜門と言われる日商1級を約半年で取得しました。
翌年には、簿記論・財務諸表論を取得しましたが、翌2ヶ年、法人税・所得税に失敗。
受験休止(10年)後、再開年に所得税を取得し(所得税・消費税を受験)、翌年に消費税を取得(消費税・法人税を受験)。翌2年には相続税を取得しました(2ヶ年をかけ取得)。

合格までで一番辛かったことは何ですか?

会計事務所に復職した時、年収の激減で生活苦(前職に余裕があったのかも知れない)及び最後の1科目取得に向け、自分を追い込むために、妻と子供を実家に帰らせ離れ離れに生活を強いた事。(自分に厳しく)
そのような状況を敷いたにも拘らず、1年目に不合格通知書を手にしました。従って、実質2年単身赴任みたいになりました。(2ヶ年で正月に1度帰省)

スランプ時の克服方法はありましたか?

妻や子供達からの手紙・携帯メールでの激励。
常に自己啓発し、努力すれば必ず成せると言う自身の顔を鏡で見る。(自分に激を飛ばす)

税理士になって良かったと思ったことは何ですか?

現在は会計事務所(税理士法人)・関連会社の役員として、日本を代表する企業の経営支援ができる立場にある事。
税理士資格は自己実現(私にとっては経営管理全般の支援)の手段であり、最終目的ではないと理解できるように成れた事。
又、仕事を通じ、ナレッジウォーカー(弁護士・公認会計士・社会保険労務士・司法書士・公認人内部監査人Etc)とコラボレーションを得、更なる自己成長の場にいれる事。

これから税理士を目指す方にアドバイスをお願いします!

税理士資格を得るためには、平均3年~5年を要すると言われています。従って、長期間モチベーションを保持し続けることが必須なため、生半可な気持ちでは税理士資格の取得達成は不可能です。強い意志で臨まなければなりません。
試験は1年1科目ごと受験することが可能で、合格した科目は他の国家資格と違い、無期限に有効(公認会計士試験などは、有効期間が過ぎれば再受験が必要)なので比較的無理のない受験計画が可能です。従って、有効的な受験計画に基づいて臨めば必ず資格取得は可能だと思います。
既に就いている仕事を退職して、受験に専念される方を見ますが、税理士資格は 自己実現のための手段にしかありません。社会から離れている期間が長くなれば、 資格取得してもプラスに機能しないでしょう。(資格取得期間中、実務能力は 養なわれないのです)但し、最後の1科目の方が勝負をかける場合は有効かもしれません。

税理士から見た経理実務のプロフェッショナルとは?

企業のあらゆる経済活動は、全て経理で集約され・ステークホルダーに財務報告財務諸表によってされます。個々の取引実態(企業内の各部署を横断的に実態把握するコミュニケーション能力)を十分理解して集約することができる経理実務者が、経理実務のプロフェショナルと言えると思います。私も時折、支援先親会社の依頼を受け、子会社の税務調査の立会いをしたりします。調査官から取引説明(販売・購買・生産・流通・人事・総務活動Etc)を経理部長や顧問税理士に求めますが、十分な説明ができない場合があります。単に結果(回付される証憑)だけの会計処理、決算書の作成、税務申告書の作成能力だけでは経理実務のプロフェショナルとは言えないのです。

有効な情報を収集できる能力をもっていること。税法の改正、会社法の理解、新会計基準などがアップデート出来ていない経理実務者(経理部長)は最悪です。


税理士のL先生に伺いました!

税理士資格を目指した大きな理由、又きっかけは何ですか?

卒業後、アパレルメ-カ-に就職し経理部に所属、しかし売上のないサポ-ト的な管理部門業務より、会社の業績に直結する営業の仕事を希望して、営業に移動してもらいました。その当時のアパレル営業は力仕事が多く、女性が男性と互角に働くのは無理だと悟りました。数字を商売道具にする税理士は、女性も男性と互角に能力を発揮できる仕事と考えて税理士を目指しました。

資格の勉強を始めてから合格まではどのくらいの年月でしたか?

OL時代に、税理士試験の内容を知るため、週一科目の地方税をためしに受講しました。
決心してからは人材派遣会社の仕事に切替えし、国税のみを受験し3年で合格しました。

合格までで一番辛かったことは何ですか?

理論暗記。一旦社会に出てから、再び集中して受験が出来る環境があった事は、非常に恵まれていると思っていました。今の方がずっと辛いです(笑)。

スランプ時の克服方法はありましたか?

とにかく、自分が理解するまで勉強すること。試験直前は、「こんなに勉強したのだから、自分が受からなくて誰が受かる」と思い込むこと。

税理士になって良かったと思ったことは何ですか?

女性も男性と同様に能力が発揮できる、やりがいのある仕事であること。

これから税理士を目指す方にアドバイスをお願いします!

なってからの方がずっと大変なので、知人に聞かれたら「私は勧めない」といつも言っています(笑)。自分はなぜ税理士になりたいのか」を、自分自身が本当に理解できていれば、がんばれるのではないでしょうか。逆にそれが曖昧なら、方向転換した方が良いかもしれません。

税理士から見た経理実務のプロフェッショナルとは?

担当する仕事を、素早く正確にこなせる事。仕事の流れ全体を見渡しつつ、各パ-トの仕事の重要性と意味を理解できている事。

【相続の仕事に係わって】
*一番苦労したこと*
申告期限まで余裕があるにも関わらず、紹介者の顔を立てる為、cliantの意向に合わせて確定申告時に複雑な相続試算を仕上げなければならなかったこと。
1週間で6キロ痩せました。

*楽しかったこと、やりがいを感じたこと*
その仕事が終わった時、その紹介者に「先生を指名できるんですか?」と聞かれたこと。

*相続の仕事で気をつけていること*
我々のリスクを回避しつつも、お客様の意向を最大限に汲めるように対処すること。
税額的なリスクを担保できるかどうかは、お客様の人柄や性格によって判断が分かれるところがあります。どの程度説明をしたほうがよいのか、若しくは選択肢を出しすぎてはいけないかを判断してから説明するようにしています。また、遺産分割に気を使うケ-スでは、試算説明時の言葉の使い方に注意を払います。同じ金額の説明でも、どこにポイントを置いて説明するかで相続人の方の印象も違ってくると思います。
特に、分家の方の気持ちを汲んだ説明(=本家の分割案が通りやすくなる説明)を心がけるようにしています。


税理士のO先生に伺いました!

税理士資格を目指した大きな理由、又きっかけは何ですか?

新卒で就職した航空会社を、体調を崩して辞めざるを得ないことになりました。
本心では辞めたくなかったのですが、勤務体系が朝早かったり夜遅かったりのシフト勤務であったため、相当体には良くなかったのだと思います。
当時既に結婚をしていたため、急いで再就職をする必要もありませんでした。しかしながら退職後2ケ月で家に居るだけの生活よりも私は仕事をしている生活の方が向いていることにつくづく気づかされました。それであれば、一生続けられる仕事をするために資格を取った方が良いと考え勉強を始めました。
税理士を選んだのは、商学部の出身で、大学在学中から勉強をしている友人等も居て、身近な資格であったからですね。私の場合は、当時主婦で、考える時間があって恵まれていたと思います。余談ですが、自分でも驚いたのは、一度社会人を経験してから勉強をしたことで勉強に対する熱意が大学までの時とは違ったことですね。仕事をするよりは勉強の方が楽と感じたのでしょう。

資格の勉強を始めてから合格まではどのくらいの年月でしたか?

受験1年目は3科目合格、2年目は1科目合格、そこからあと1科目に3年かかり、合計5年かかりました。最初が順調すぎたため、途中で試験を甘くみてしまった結果ですね。人間なめてかかると中々初心に戻るのは難しいものです。

合格までで一番辛かったことは何ですか?

最後の1科目、専門学校ではそこそこ良い成績でも中々合格に結びつかなかったことですね。何をどう勉強したら良いのかわからなくなりました。勉強2年目の途中から近所の会計事務所で仕事をはじめて、その後転職もし、勉強最後の1年は仕事も大分忙しくなってきていたので、思い切って通学を辞めて、前年までの復習と答案の練習のみにしました。結果合格することができラッキーだったと思います。あきらめなかったことが結果につながったのだと思います。

スランプ時の克服方法はありましたか?

思いきってその科目の勉強を3日位辞めて思いっきり遊ぶこと。
一旦離れるとまた、集中して勉強することができました。近所の会計事務所で仕事をしていた頃は比較的時間に余裕もあったので、専門学校の先生とゴルフに行ったり(笑) 楽しい思い出です。

税理士になって良かったと思ったことは何ですか?

「税理士」という肩書きがあると、お客様が安心して重要なこと等もお話して下さることですね。また、サラリーマン時代に比べると比較的自分のペースで仕事ができることですね。

これから税理士を目指す方にアドバイスをお願いします!

一旦勉強を始めたら最後まであきらめずに。途中であきらめるのが一番勿体ないことです。会計事務所勤務であれば正直資格があっても無くても仕事の差はありませんがやはり対外的には資格があった方が良いことは確かです。 しかしながら、サラリーマンに何の不自由も感じていない方にはお勧めしませんね(笑)
総合的に判断すると一生サラリーマンで居た方が恐らく楽ですよ。

税理士から見た経理実務のプロフェッショナルとは?

数値合わせ、現金勘定チェック等を含めて自己チェックを完璧にやられる方。やはり経理は数値が合わせるのが当たり前、いくらつまらない仕事でもそれをおろそかにしては何も始まりません。

【相続の仕事に係わって】
*一番苦労したこと*
今でも苦労していることは、相続申告の内容をきちんと相続人の方に伝えることができているかどうかということですね。法人申告や個人申告とは違い、相続税の申告はみなさん一生に数えるほどしかありません。従って相続人の方にとっては「はじめて聞くこと。」ばかりです。わかりやすく、伝えたいことを伝えることは本当に難しいと感じます。

*楽しかったこと、やりがいを感じたこと*
お客様に素直に喜んでいただけることがやり甲斐ですね。相続は土地の評価方法や分割の方法により遺産額や税額を圧縮することが可能です。しかしそれは日頃から相続税申告を多く取り扱っている事務所に依頼することにより可能となります。 その点で評価していただけますとプロとして嬉しいですね。

*相続の仕事で気をつけていること*
プライバシーに立ち入ることになるので、失礼の無いように細心の注意を払っています。
大事な方を亡くされたばかりで途方にくれている方もいらっしゃいますし。 時には貰い泣きしてしまうこともあります。ただ女性ということでこれは得してる部分かもしれませんね。(笑)あとは相続人の方が複数いらっしゃる場合は、公平な立場で的確なアドバイスができているかどうかということでしょうか。


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